ウェブ制作のベストチーム

きょうの午前中は某所で打ち合わせ。ポスティングと小冊子とウェブサイトとメルマガとDMと、どう連動させていくかなどを相談。やる気のあるクライアントさんなので、成長が楽しみでもあります。

つくづく思うのですが、ホームページのパフォーマンスを上げるには、ホームページの外側の施策との連動が必要になってきます。制作側は、ウェブに限らない幅広い視野が求められます。もうずいぶん前から、そういう時代です。

かと思えば、制作技術のほうもどんどん進歩していて。最新の流れにキャッチアップしていくのがたいへんな状況です。専門分野を追求したほうがたぶん効率はよいでしょう。

そうすると、ウェブ制作のベストチームは、オールラウンダーと複数のスペシャリストの組み合わせということになるんじゃないでしょうか? ただ、この構成だとどう考えても制作料金は高くなるはずです。地元の中小企業では手が出ない。逆にそういうチームは、地元企業に貢献したくても適切なサイズの案件が少ない、とも言えます。

先日ある制作仲間と話していて、「県内だとシステム開発からデザイン制作までワンストップでできる会社がほとんどない」ということになりました。フリーでやっている人たちのスキルを合わせると、大きなことができそうなんですけどね。

やりたいこと。できること。食べていくために必要なこと。全部が少しずつずれている中で、バランスを取りながら制作者は経営をしているということでしょう。

そのバランスの中で、発注者側は相手がどんな制作者なのか見極めて依頼できればベスト。開発方面かデザイン方面かマーケティング方面か、スペシャリスト系なのかゼネラリスト系なのか。いま自社に必要な力はどのタイプなのか、発注前に考えてみてもいいんじゃないでしょうか。