地域ビジネスのリスティング広告戦略
商圏が限られている地域限定ビジネスのインターネット広告って、配信対象地域を絞って出稿することが多いと思います。自分でも、経験を積むためにデイジー・デジタル・デザインでリスティング広告を出稿しているのですが。
そもそも、配信対象地域を絞ると、検索ボリューム(月間検索数)が著しく減ります。特に、ここ岩手では。
リスティング広告のメリットである「データの収集」もロクにできません。そうすると、広告やページ自体の改善スピードも低下してしまうのです。リスティング広告を「効果がない」とあきらめてしまった方は、おそらくそんな経験をしているのではないかと思います。
自社ビジネスの「検索需要」が低い場合どうするか? ここでリスティング広告の活用をあきらめてしまうのではなく、ディスプレイ広告(Googleディスプレイネットワーク、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)の導入を検討してみましょう。
検索ユーザーに比べると、見込み度合いがやや低下しますが、今までリーチできなかった見込み客にもアプローチが可能。何より、検索需要が弱いビジネスでも、インプレッション(広告の表示数)を稼げるため、データが取りやすいはずです。私の経験では、クリック単価も検索連動型広告より低めです。
ディスプレイ広告は設定方法が多岐にわたるため、検索連動型広告よりも理解が難しいところがあります。最近はわかりやすい書籍も出ていますので、予め勉強してから取り組むのが吉。私のおすすめはこの本。
リスティング広告は「運用型広告」です。本を読んでそのとおりやっても最初はうまくいきません。そこから、いかに効果を上げていくかがポイントです。