情報発信と「炎上」

2022.10.14

インターネット上で、失言等をきっかけにネガティブな反応が急速に拡大することを「炎上」といいます。毎日のようにどこかのSNSで起きているので、自社の情報発信でも起きるのではないかと心配する人もいるかと。

スモールビジネスの場合、あまり心配しなくて良いというのが私の考え。そもそも燃え上がるほど認知されていないし、炎上を恐れて縮こまってしまうことの方がマイナス。知名度を上げるため、あえて炎上を狙う「炎上マーケティング」は最悪ですけれども。仮に炎上したとしても、その後の素早く真摯な対応で評価を上げた事例もあります。

とはいえ、できればネガティブなことで話題になるのは避けたい。これも個人的な意見ですが、企業としての立場を忘れて個人的な主張をし始めた場合に炎上が発生しやすいかな、と。個性を出すのは良いんです。むしろどんどんやるべき。お客様は人それぞれ、感じ方や考え方もいろいろ。個人と個人で意見がぶつかると拒否反応も出てしまいます。一企業人がお客様に対して話しているというのが、忘れてはならないポイントです。言いたいことがあるなら、個人の別アカウントでやれば良いことですし。

無料の集客手段として、SNSでの情報発信は欠かせません。その時に、画面の向こうのお客様を忘れないことが大事ですね。