食品ECサイトの理想と現実

食品のネット通販は激戦区。特にコロナ禍以降は出店者が増え続けています。特に地方には魅力的な食材が多いこともあって、ECに期待するのは当然かと。で、こちらの記事をぜひ読んでいただきたいのですが。
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佐賀市が運営する通販サイトはなぜ2年足らずで閉鎖したのか

佐賀市が運営するECサイトが2,850万円の予算を使って230万円しか売れず閉鎖した、という話。筆者の竹内謙礼さんは「予算が少なすぎたから」と結論づけています。

ある意味では真実かと。確かに、売れているサイトは制作費も広告費も想像以上にかけている。理想的な立ち上げ、ということを考えると一理ぐらいはあります。でも現実的に考えて、これだけの予算を使えるショップはまずない。お金をかけないと売れないというのも現実。これは受け止めた方がいい。だからもっとお金をかけるというのは理想。やれるところは少ない。

できることは、小さく始めて伸ばしていくことではないかと思います。今売れているショップも初期は今ほど予算をかけていないことが殆どですから。食品ECはお金がかかる、は事実なので、作戦の立て方が本当に重要だということです。