「Web3」は知らんぷりしてていいです

先週あたり、インターネットの新しい潮流「Web3」周辺でちょっとした騒ぎが起きてました。ネット関連の技術書や解説書で実績のある出版社からWeb3の解説書が出たのですが。それが技術的にデタラメな記述だらけの代物で。一部の書店やアマゾンから引き上げになる事態に。

Web3界隈の人たちが主張しているのは、ネットの経済は一部のプラットフォーマーに握られていると。いわゆるGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスプック、アップル)を目の敵にしていて。ブロックチェーンやメタバースで、奴らからインターネットを取り戻せ、ということ(雑な要約ですが)。一理あると思いますし、技術の発展は歓迎です。が、新しい金儲けの話に踊っているようにしか見えない。

一部の人がやたらと持ち上げていた5Gとか。最初の理念は立派なのに、金儲けの道具にする人たちが現れてムーブメントを潰していく。Web3についても、同じ末路を辿るような気がしてならないです。なので、Web3については「どうでもいい」という態度でいるのが正解かと。