Webの予算の考え方
高校時代の友人から久しぶりに連絡があって。何かと思えば仕事でサイトを自作したけれど限界がきたのでプロに頼みたいと。自作したというサイトを見せてもらって、私がやった場合の概算料金を2パターンで送りました。2パターンというのは料金をできるだけ抑えた場合と、平均的な制作量の場合です。
今回のサイトは、直接利益を生み出すタイプではなく、団体の情報発信と資料の蓄積が主目的。サイトを作ることによって、関係者の労力を削減することが主な効果です。だとすると、そんなに凝ったサイトは必要なく、見やすく管理しやすいものがあれば良い。また、直接的にサイトから制作費を回収できるわけではないので、予算を抑えめにするのが正解ではないかと。Webサイトの適正な予算って、期待する効果に対していくら投資できるかで決まると思うのです。
逆に、直接的に収益が上がるサイトの場合はどうでしょう。ECサイトで考えるとわかります。月商100万円のショップと、月商1,000万円のショップでは適正予算は当然違います。Web制作会社は、基本的に稼働時間×関わった人数をベースに料金を出してきます。でも、発注する側はそんなの知ったこっちゃなくて。期待する効果を予算内で得られるかどうかを見た方が良いと思います。
見積もりを取るときに、2〜3パターンを料金別で提案してもらうと、判断しやすいかと思います。で、それぞれの違いを説明してもらうと有意義。