ホームページの信頼性が低下しているから
Googleで調べ物をしていて、ほしい情報になかなか辿り着けないと感じたことはありませんか?
過剰なSEOによって、質の低いページが量産され、いい情報が見つからない。この状況に対して、Googleでは記事の中身で評価するよう日々改善しています。が、根本的な解決はまだ。
若い世代は、SNSで検索するという行動に出ています。生活情報やエンタメ情報はそれでもいいのですが。ビジネスや学術情報でまとまった記事を読みたいときは、SNSでは力不足。
ウェブの検索が使いにくくなっている中で、海外で伸びているが「ニュースレター」。仕組みとしてはメルマガと同じです。登録した人にメールで送られる形式です。もともとメルマガはNewsletterの日本風の呼び方だったので。リンクからサイトに誘導することが目的のメルマガに対し、メールだけで読み物として完結するのが、現在海外で主流となっているニュースレター。
編集者も書き手もプロで、業界情報を発信するものが特に注目されているようです。有料でも読みたい、というものが多い。業界によっては、特定のニュースレターを読んでいないと仕事にならないと言われるほど、影響力の大きいメディアになっています。
ここから私たちスモールビジネスに活用できることは何かというと。BtoBなら見込客のアドレスを集めて、業界情報をまとめて発信するという方法が考えられます。BtoCでも、その道のプロが解説する最新情報ってニーズがあるのではないでしょうか。
ホームページの情報が増えすぎて使いにくくなった。というのが前提。SNSの情報も玉石混交で、まとまったものではない。これは日本でも海外と同じ。その中で、信頼できるその道のプロが最新情報を解説してくれる。「ニュースレター」によって、メールが再評価されているというのが海外の流れです。日本でも、少し遅れて同じ流れが来るのでは。