新しいものへの距離感

2022.06.03

写真共有SNSの「Pinterest」が日本で広告事業を開始したということで、Pinterestのビジネス活用の記事を見かけるようになりました。Pinterest自体は海外では既に普及しているサービスで、日本ではこれからユーザーが増えるかどうか、というところ。

新しめのサービスで、よく話題になるのはTikTok。短い動画を共有するサービスで、日本では若者を中心に支持されている。こういった新しいサービスが、話題になり始めると「これからは○○の時代だ!」と煽る人たちが出てくるので、ついつい手を出したくなってしまいますが。

ここ最近で思いつくのは、音声SNSの「Clubhouse」。出た当初は盛り上がりましたが、活用している一部の人を除いて、話題になることは少なくなりました。新しいものをチェックすることは悪いことではありません。しかし、どれが当たるかはわからない。労力をかけたとしても、もしかすると無駄になる可能性もあるわけです。

小さなお店や会社の場合、かけられる労力が限られています。新しいもの、話題になっているものとは一定の距離を持って付き合うのが良いかと。基本的には、今あるものをしっかりやった方がいいと思っています。