データ取得とプライバシー保護

うちのメルマガの開封率は概ね40%台のことが多いです。増減は多少参考にしていますが、それほど真剣に見てはいないです。

メルマガの開封データの取得は、メール内に埋め込まれた画像が読み込まれたかで行なっています。メールソフト側で、「画像を読み込まない」設定にしていれば、実際に開いていても開封率には表れません。逆にiOSには、プライバシーに関わるデータを隠してこの画像を先に読み込む「プライバシー保護」機能があります。iPhone等では開封率が上がることに。どちらにしろ、正確な数字ではないのであくまでも目安。

Webサイトを見ていても、クッキーの受け入れに関する注意書きが表示されることが増えました。スマホアプリでもデータ送信の許可を尋ねられる場面が多いです。時代の流れとして、ユーザーの情報を企業が
取得することに対して、どんどん制限が強くなっています。ユーザーとしては歓迎すべきことです。しかし、ビジネス利用で情報発信側の立場で考えると。これまでネットの長所だった「ユーザーのデータが得られる」という部分が縮小してきています。

データばかり見て、という人はあまりいないかもしれませんが。お客さんを理解するためには、こういったデータ以外の部分を大事にする必要がありそうです。