クラウドファンディングはレッドオーシャン

いま関わっているクラウドファンディング(CF)案件。現時点で目標の80%を達成しているので、まずまず順調と言って良いかと。

小規模企業の資金調達手段としてCFが注目されるようになりました。成功したという話が聞こえてくるかもしれませんが、実態としては支援者がほとんど集まらないプロジェクトが多数。話題になり始めた頃ならいざ知らず、今となっては競合が増えすぎて注目を集めるのが難しい状況です。そんな中で、何度もCFを使って製品を販売している企業のお話。
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自社のクラファンの状況をぶっちゃけてもらった話 – 南充浩 オフィシャルブログ

広告を使わないと見てもらえない、利益はほとんど残らない…などなど。資金調達だけが目的であれば、CFを使わないほうがいいのでは? という感じです。販路を広げる、知名度を上げる、ミニマム生産ロットを確保する。目的がしっかりしていないと、無駄に終わってしまうのではないかと。

私が関わっているCFの場合、実店舗やSNSの状況から宣伝しなくても支援者が集まりそうだったこと。目標金額を達成しない場合でも返礼品を送るオールイン形式で、赤字にならない見込みだったこと。こういった予測のもとにGoしたわけです。CFの現状を知っているコンサルタントさんに相談すると良いのでしょうが。そうするとまたコストが増えますし。

いずれにせよ、安易に手を出せるものではないです。