売り方の問題というか問題の売り方というか
いつも読んでるとあるメルマガで、とある商品を期間限定価格で販売するというので購入。定価で買ってもまあいいかなという商品で、さらに安く買えるとなればそりゃあ、まあ。
今日が限定価格の終了日で、朝から何度か「もうすぐ終了ですよ」という臨時メルマガが届きました。そこで気づきました。
「ああ、これがプロダクトローンチか…」
プロダクトローンチ(またはプロダクトローンチ・フォーミュラ)とは、かんたんに言えばメルマガで見込み客の期待を煽って、短期間で爆発的に売上を上げる手法です。あの秒速で稼いで秒速で転落した与沢翼氏が得意とした手法ですね。洗脳的手法だとか、中身のない情報商材を高額で売りつけられたとか、物議をかもしている販売方法でもあります。
いつも思うのです。怪しげな商品を売っている人はなぜ商売がうまいのか? 逆に、いい商品やサービスを売っている人たちが商売下手なことが多いのはなぜなのか? つまり、こういうことです。
プロダクトローンチを好意的に解釈すれば、商品の知識を段階的に伝えて見込み客を育成し、購買意欲が芽生えたタイミングで販売するということです。(細かい手法は置いておいて)この構造自体はまっとうなビジネスでも通用する考え方なはず。売ってるものがいい加減だから、価値以上に煽り立てるから問題になるわけで、これが盛り上げた期待に十分に応えられる商品だったら?
悪徳ビジネスは大嫌いです。でも、手法を分解していくと、意外にはっとさせられることがあるんですよね。