ウェブ制作、安かろう悪かろうは正解。しかし。
ある方からの相談で、わりあい最近ウェブサイトを作ったと。会社の方向性が変わるということもあって、サイトの手直しが必要になり。現行サイトは結構な予算をかけて作ったものですが、成果も出ていないし業者も期待するような動きをしてくれない様子。別の業者にお願いした方が良いかもしれないというお話で。
ウェブ制作の料金は、激安業者から始まって上を見ればキリがない状況で。激安なところは、「とりあえずホームページがあればいい」というレベルなら利用価値があるとは思います。そのかわり、成果はあまり期待できません。細かな配慮や提案もないと思った方がいいです。ウェブ制作の料金は、基本的にどれだけ時間と手間をかけるかで決まるので。ある意味では「安かろう悪かろう」が成立するので、わかりやすいです。だったら、がんばって自作した方がいい結果が得られるでしょう。
問題は、高ければいいのかということになりますが。制作料金がそこそこお高めのところでも、見合った仕事をしてくれるとは限らないのが実態です。外れの業者を掴まないためには、複数の業者に見積りを依頼する。その際に、企画書や提案書を提出してもらって、自社のビジネスにどんなプラスをもたらしてくれるかをきちんと検討することだと思います。お客さんから言われたものをそのまま作るだけとか、見栄えの良いデザインを作るだけとか。そういった業者は、言ってしまえば時代に取り残されているので。避けた方が無難かと。必ずしも実現するとは限りませんが、そのサイトで目標とするゴールを示してくれるかどうかが一つの目安になるはず。でないと費用対効果を検討することができませんから。
安いところはそれなり、高いところもレベルは色々。長く付き合えそうな業者さんを見つけるようにしましょう。