システムの都合に合わせることもIT化に必要

DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれるようになりましたが、小規模企業にとってIT化はまだ途中の段階。Googleアナリティクス4について書かれた記事を読んで、印象に残った部分がありました。

【コラム】前提の変化と定義の見直しが始まった2021年

一部、引用してみます。

では予算もリソースも限られた企業はどう向き合えば良いでしょうか。プラットフォームを信じ、そのコンセプトや仕様に自らの運用をできるだけ合わせていくのが現実的に感じます。

Googleアナリティクスに限らず、「仕様に自らの運用を合わせる」ってIT化に必要なことだと思うのです。例えば、自社の既存業務をIT化するときに、ツールにその機能がなかった場合。その部分だけ独自に開発するとコストが跳ね上がります。運用でカバーするのが現実的。もしくは、元々余計な業務だった可能性すらある。その部分のIT化を諦めた方が効率化につながるかもしれません。

この「ツールに業務を合わせる」という感覚を持っていないと、いつまでたってもIT化が進まないということに。仮に一部を諦めることになったとしても、IT化による効率向上を取るべき場面がきっと出てくるはず。

雑記

Posted by sasahira