ウェブアクセシビリティってあまり聞かなくなってきた気がする
ちょっとした理由があって、ここしばらくJIS X8341-3:2010(高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス―第3部:ウェブコンテンツ)や、ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン (WCAG) 2.0とにらめっこ。
そういえば、JIS X8341-3:2004が制定されたときは、わりと話題になった気がします。公的機関のウェブサイトで対応する必要が出たため、ウェブ制作者の間でもそれなりに真剣に取り組んでいました。が、WCAG2.0のときもJIS X8341-3:2010のときも、2004年のときほどは話題になりませんでした。
ウェブアクセシビリティが浸透して、ことさらに騒ぐ必要がなくなったのならよいのです。ただ、個人的には、JavaScript等を使ったウェブページのリッチ化や、CMSの普及の波に流されて、アクセシビリティの普及は後退したのではないかと思っています。
かく言う私も、ブログ内画像のalt属性を手抜きしたりと他人の事はあまりいえない状況でした。今回の読み直しをいい機会に、もう少しまじめに考えてみたいと思います。