されどUSP。

最近あまり言われなくなりましたが、「USP」という言葉が一時期よく使われていました。

USP=ユニーク・セリング・プロポジション。日本語にすれば「顧客に対して、自社だけが約束できる利益」のこと。これを考えるのは意外に難しいです。

独自の提案であっても、魅力的でないと意味はない。魅力的であっても、他社と差別化が必要。最近聞かなくなったのは、作るのが大変だからという理由があるかもしれません。

そのままキャッチコピーとして利用するかは置いておいて、USPを考えることはとても大切なことです。顧客、独自性、強み。全部この中に入っているので。多少作りやすくするとすれば、独自性の部分を「競合が謳っていないこと」と捉えると良いかも。例えば、商圏がバッティングしていない同業他社とはかぶっても良い。あるいは。他の会社と同じ強みだとしても、競合が謳っていない部分をピックアップするのはありです。

顧客と独自性と強み。この3点について真剣に考えることが無駄なはずがありません。USPをもう一度見直してみませんか?