動画は編集が命

先日『映画大好きポンポさん』という映画を観てきました。映画作りをテーマにした作品ですね。

この作品、ちょっと変わっていて。クライマックスが映画作りの工程で「編集」にスポットを当てていました。役者の演技とか撮影に比べると、地味な作業のはずですが。膨大な映像素材の中から、何を切って何を残すのかが最大の見どころという。

私も、ここ数年は動画関係の仕事が増えています。凝ったものは作らないにしても「編集の大切さ」は常々実感しています。撮ったものをそのまま見せても、メッセージが見た人に伝わるとは限りません。余分なところをカットしたり、順番を入れ替えたり。

そもそも退屈な映像では、最後まで見てもらえません。いい意味での緊張感とリズムは編集によって生まれると思います。最近のネット動画では、登場人物が話す動画の場合に、無音の部分をカットする方法が一般化しています。当然、「あー」とか「ええと」といった意味のない言葉もカット。これだけでも、スピード感やテンポ感がアップします。忙しい現代人に合っているのかもしれません。

この程度の編集であれば、スマホの動画編集ソフトでも簡単に実現できます。パソコンで作業するよりも、むしろスマホの方が簡単なくらい。これから動画活用を考えている人は。まずは「いらないところをカットする」「使うところだけを残す」を意識して編集を始めてみてください。