ブログは現代の営業活動

先日読んだ本にこんな一文が出てきました。

社員ブログは現代の営業活動」。

なるほどその通り、と思います。特にコロナ禍で対面での活動が制限されているので、この傾向は以前よりも強まっています。対面で話すよりも、ブログにはメリットがあって。まずは相手のタイミングの良い時に読まれるということ。こちらから訪問して営業活動をするって、必ずしも歓迎されるとは限りません。読みたい人が読みたい時に読んでくれるので、押し付けにはなりません。これはメリットの一つ。

もう一つ、大きなメリット。書いたことがどんどん蓄積されていくということ。対面でのトークは、どうしても一過性のものになりがちです。ブログなら過去の記事を遡って読む人が少なからず存在する。

ウィークポイントもあります。対面営業に比べて、「待ち」の営業スタイルになります。記事を増やして検索からの流入を強化しなければ、いつまでたっても効果は出にくい。それから、対面営業なら商品をほしがっている人に当たればクロージングまでその場で持っていくことができます。ブログから成約までには、段階を踏む必要があります。成約までのプロセスを工夫しなければなりません。弱点もあるとはいえ、この状況下でブログをやらないのは、明らかに損失につながると思うのです。

読んだ本はこちら。中小企業のDXの事例として、他業種でも参考になるかも。