BtoB企業のメールマーケティング
メルマガやステップメールなどを使ったマーケティング。なかなか手をつけられずにいる企業が多いのが実状です。
ひんぱんに商品が入れ替わったり、キャンペーンを開催するECサイトは上手に使っています。というか、売上の主力がメールをきっかけにした販売だったりします。SEOによるホームページへの集客がどんどん難しくなっている今、堅実な販促方法の一つがメルマガやステップメールです。
特にBtoB(企業間取引)では、有利な点がいくつかあります。一つはリスト。名刺交換で取得したアドレスをリスト化し、メルマガやステップメールを始めたことを案内します。許可が取れた人には、継続してメールでの接触ができることになります。BtoCで、一般の消費者のメールアドレスを取得するのは大変ですしお金もかかります。すでに読者候補がいるぶん、BtoBの方が始めやすいです。
もう一点。BtoBの取引は一般に購入検討期間が長く、決定するタイミングで接触するのが大切。継続したコンタクトがとても重要になるわけです。だからこそ、営業担当者は取引先に足繁く通っています。しかし、コロナ禍でそれも難しくなっています。購入を決定するタイミングで候補に入れてもらうために。担当者の記憶に残るためには、メールが最適なのです。
BtoBでは一度取引すると、購入金額が大きい場合が大半。労力をかける価値はあります。これを読んでいるあなたがBtoB企業の担当者の場合。メールマーケティングを始めない手はないですよね。
ネットの活用というと、まず頭に浮かぶのはホームページ。あるいは、今ならSNS。しかし、どちらも売り上げに繋げるのは難しくなっています。対してメールの場合は、送り先のリストさえあれば売り上げへの影響は大きい。
メールで売れないのなら、迷惑メールなんてものはとっくに廃れていますよ。つまりはそういうことです。