短期・中期・長期
きのうお話ししたあるお客様。いい商品がありながら、認知を広げられていないという相談でした。
悩みを解決するタイプの商品なので、検索との相性がいいだろうと予想。ここでSEO対策…と言いたいところですが、施策を短期・中期・長期に分解しました。短期はGoogle広告。商品の粗利から逆算して、かけられそうな広告費を仮に設定。キーワードプランナーで、主要なキーワードで何回くらいクリックを稼げるかを試算。広告を出す価値はありそうだということになりました。広告を出すということは、ランディングページの制作がセット。ここまでが短期的な施策です。
中期的には、現在のサイトをリニューアルすること。コンテンツを充実させていくことを前提に、大きく作り変える必要がありそうでした。いわゆるコンテンツマーケティングサイトへの転換ということになります。制作面でもコンテンツ面でも準備が必要。とはいえ、LP+広告があれば急ぐ必要はありません。長期はSEO。コンテンツが充実し、検索からの無料集客を増やすフェーズ。広告費を抑える方向に行くか、無料アクセス+広告で売上を伸ばすかは、利益の最大化という視点でその時に考える、と。
言ってしまえば取らぬ狸の皮算用なので、うまく行くとは限りません。ただ、先の見通しがないまま進めても、うまくいかないのではないかと思います。将来の見通しを立てるとき、短期・中期・長期に分けると考えやすいですし、やる気も出ます。