Webの技術を学ぶ意義
13日の水曜日から3日間、非専門家向けのWebデザイン講習会で講師を務めました。今日が最終日。初日がHTML/CSS/JavaScript。昨日がPhotoshopとIllustratorで、今日はWordPress。時間が限られているので、どれも体験というか入り口程度の内容です。
そのくらいの体験で、なんの意味があるかというと。全くのゼロスタートで自分で勉強するのと、ちょっとでも触ったことがあるのでは全然違うと思うのです。
今は本屋に行けばいくらでも入門書、解説書を購入できます。ネットの情報も探せばすぐ出てきます。中には動画を使った解説も。独学するための環境は整っているので、あとは「自分に必要な技術か」を判断できればよい。必要だと思ったら勉強すればいいし、いらないと判断できたのならばそれはそれで価値があるのではないかと。
HTMLやCSSを知らなくてもホームページは作れます。しかし、HTMLの基礎だけでも押さえておけば、例えばSEOの解説なども意味がわかるようになる。Photoshopで写真編集の基本を覚えれば、画像素材や自分で撮った写真のクオリティがアップするかもしれない。WordPressの仕組みを理解していると、トラブルやカスタマイズの際に役に立つ。
繰り返しますが、ホームページを作成、運営するのにこういった技術は不可欠ではないです。ただ、知らないよりは知っていた方が有利な場面は多々あるということですね。