環境は急速に変わる

コロナ禍の対応として、盛岡市内のライブハウスの依頼でライブ配信の仕組みを構築したのが去年。

既存のサービスを組み合わせて、比較的低コストで運用できる仕組みをなんとか作りました。実際に月何本かずつの有料ライブ配信を実施し、ノウハウも積み上がってきました。しかし、コストとスピード優先で構築したシステムですから、機能的には貧弱で我慢するところも多かったです。

それから半年以上が過ぎ。動画の有料配信のプラットフォームがたくさん立ち上がりました。今では、自作のシステムよりローコストかつ高機能なサービスが出ています。チャンスを逃さなかったこと、ノウハウを蓄積できたこと。やってきたことに後悔はないですが、総合的な判断でシステムを乗り換えることにしました。

使い慣れたものを乗り換えるには苦労が伴います。本当に使えるのか、十分な下調べも必要。ITの分野は進化が早いので、どこかのタイミングでシステムを乗り換える場面に遭遇すると思います。最終的に判断する基準は、利用する人にとっての利便性。お客さんが喜んでくれるのなら、多少の苦労はしょうがないかと。