デザインに凝る必要はないけれど

今日の打ち合わせは、自作したホームページはあるけれど、素人感が強すぎるのでプロの手を借りたいというお客様。拝見してみると、「20年前なら合格ラインだった」という作りで。コンテンツの少なさを、イラスト等の素材でカバーする。しかし、そのイラストや装飾のテイストが統一されていないため、洗練されていない印象になっていました。

基本的には、スモールビジネスのホームページはデザインに凝りすぎる必要はないと考えています。ただし、それもケースバイケースで、アパレルや美容系などは美的センスの良さが問われます。B2Bのサイトなら、親しみやすさよりかっちりしたデザインで信頼性を打ち出す必要があります。

幸い、今はWordPressなどのコンテンツ管理システムが主流です。一定のルールで記事を作成すれば、デザインは自然に統一されます。既存のデザインテーマ(ひな型)で作成するのもよし。ひな型の部分だけプロに依頼するのもよし。

デザインの費用は青天井で、いくらでも上は望めますが。スモールビジネスの場合は、費用対効果も大事です。上記のような方法で、低コストで最大の効果を狙うべき。

そのページを見るか見ないか決める時間は1秒以下とも言われる時代になりました。体感できる見た目の印象はとても大きいです。せめて、ネガティブな印象を与えないことが重要。現代の基準で見劣りせず、使いやすいデザインが最低ライン。ひな型の時点でこのレベルをクリアできれば、あとは記事の中身に注力するだけです。