機材導入はコストパフォーマンスを考えて

今年に入って増えたことといえば、動画関連の相談。特に、どんな機材が必要でどれくらいお金がかかるのかということが話題の中心で。

昨日お話しした方は、セミナーやイベントの配信を定期的にやっていきたいと。前回、映像制作業者に依頼したところ、とても高額だったのでコストを抑える方法はないかということでした。確かに、単発イベントならともかく何度も開催するなら自前でできた方が長期的にはコストを抑えられるので。

というわけで、業者に依頼する1回分程度のコストで機材を揃えるプランを提案してみました。専門の業者に比べてクオリティはやや下がる可能性はあります。しかし、自由度は上がりますし長期的にはコストを抑えられる。何より、内部にノウハウが蓄積されるという強みがあります。

機材を導入するときには、コストパフォーマンスをよく考える必要があります。パフォーマンスとは何かというと、売り上げや集客に寄与できるかどうか。そのためにどこまでコストをかけられるかを総合的に判断しなければ。

動画に限らず、専門業者に依頼した場合は過剰品質になることが多いのではないかと。もちろん、専門家なら安心できますし手間も最小限。ただ、「過剰」の部分にお金を払う余裕はないのが普通のことであって。今は技術の進歩で、ローコストでも十分な品質の成果が得られる場合が多いので。時と場合と予算に合わせて、最適な提案ができるのが本当の専門家だと思うのですよ。

必要なものはケチっちゃダメなんですけど、常にコストパフォーマンスを気にした方が良いと思います。