お客さんを思い浮かべて書く・話す
あるお店のご主人との相談で「文章は苦手なので、どうやって書いたらいいか…」という話になりました。まあ、あるあるですね。
私からお話ししたのは、ふだんの接客を思い出してもらうこと。「この商品を買ってくれた時になんて言ってすすめたかな…」「あのお客さんにこの商品をすすめるとしたらどう言うかな…」といったようなことです。お店をやっている人であれば、具体的なイメージが湧きやすいはずです。話すように書くのは、訓練が必要ですが慣れれば楽にできるようになります。ポイントは「全部のお客さん」ではなく、ある一人を思い浮かべること。広く伝えようとすると、誰にも刺さらない文章になります。
お客さんに話すようにというのは文章だけでなく、動画でも有効です。これも慣れるまで大変ですが、「カメラのむこうのお客さん」に向かって話しかけるとうまくいきます。思い浮かべるだけで違いますよ。