WordPressでホームページを作るときのコスト感

小規模事業のウェブサイトを作るときのスタンダードがWordPressです。私も制作依頼を受けたときには、まずWordPressが第一候補。初めて作る人がよくチョイスするWiXのような作成サービスよりも、様々な要求に応えるポテンシャルがあると思います。

小さなお店や会社の場合、ウェブに大きな予算をかけられることは少ないです。WordPress自体は無料ですが、「作ってもらう」か「自作する」かで予算は大きく異なります。

自作の場合は、入門書を何冊か買う程度の投資。プラスしてドメインとサーバーで年額千円台から数万円程度。「テーマ」と呼ばれるデザインのひな形も無料でたくさん出ています。ギリギリまで予算を抑えた場合はこんな感じかと。

では、もうちょっと追加投資が可能な場合。1万円前後から数万円程度で有料のデザインテーマを使うのがおすすめです。無料のテーマに比べると、ビジネスに使いやすいデザイン、機能が予めセットされているので素早く完成まで持っていけます。国産の有料テーマについてはこちらの記事で紹介されています。

WordPressおすすめ日本語テーマ7選!コーポレートサイト編|2020年7月版

もうちょっと予算を追加して。WordPressのセットアップに自信がないという場合は、初期の設定だけ依頼する手があります。有料テーマの料金を含めても、10万円以下でやってくれる業者さんが見つかると思います。

肌感覚として、あるいは見聞きした話によると、盛岡でのウェブ制作料金は1サイトで60〜70万円あたりが相場かと。これは、ある程度しっかりした制作会社に依頼した場合です。個人の業者だとこの半額以下が多いようです。

業者に依頼すれば、運用に関するノウハウ等を指導してもらえる可能性も。なので、あながち高いとも言い切れない。自作は安く済みますが、イチから勉強していかなくてはなりませんから。

でも、結局のところない袖は振れないので。できるところは自分でやる、難しいところだけ業者に頼む、で行くのが予算を抑えつつ効率よく運営できる方法じゃないかと。