見込み客の入り口3パターン-1.検索エンジン

まさに星の数ほどあるホームページ。公開すればアクセスが集まる時代はとうに過ぎ去り、何らかの方法で見込み客を誘導しなければなりません。大きく分けると、主要な見込み客の入り口は3パターンです。

1.検索エンジン経由

以前よりやや比率が低下したとはいえ、検索エンジンからの集客は王道です。見込み客がほしい情報、お客様の困りごとを解決する答えを提供することによって、見込み客を集めることができます。

メリットは低コストで集客できる可能性があること。しかし、通常は時間と手間がかかる上にライバルが多いので、うまくいく確率は非常に低いと考えてください。企業によっては発信する情報をライターに依頼して量産しています。コストをかけて時間を短縮し、成功の確率を上げているわけです。ライバルは、実はお金をかけていると心しておく必要があります。

検索エンジンはGoogleが最優先。スマホ検索のシェアは圧倒的ですし、PCユーザーが多いYahoo!もGoogleのデータを使っています。Googleについて言えば、近年は「Googleマイビジネス」も重要視されています。Googleマップの表示に使われたり、自社名で検索したときに最上部に表示されたりします。見込み客の行動がこれだけで完結する場合もありますし、マップからホームページへの流入も期待できます。

検索エンジンについてもう一点。かつて「SEO対策」と呼ばれ、検索結果の表示順位を上げるテクニックがもてはやされたことがありました。検索エンジンのプログラムが進化したことで、小手先のテクニックは一切通用しなくなったと考えた方が賢明です。まだこのあたりの知識がアップデートされていない人を散見しますし、中にはウェブのプロを名乗っている人でも古い知識にとらわれている場合があります。

原則は、見込み客が本当に求めている情報を提供することに注力することです。小手先のテクニックは百害あって一利なし、と覚えておきましょう。