広告の主戦場はTVからネットに
ついにというか、やっとというか。まずはこちらの記事を。
電通「2019年 日本の広告費」 インターネット広告費が初の2兆円超えでテレビを逆転 – ITmedia マーケティング
広告費でネットがテレビを超えました。データの取り方によっては、すでに昨年の時点で超えていたそうです。それどころか、4マスと呼ばれるテレビと新聞、雑誌、ラジオの合計に迫る勢いです。商品の購買への影響力は、ネットが大きいと企業が判断しているということかと。
広く伝える、同時に伝える、イメージを喚起するといった特性は、今でもテレビが強いです。ネットはどちらかといえばピンポイントで狙う広告です。データが取れるのが大きな強み。大企業なら両方を組み合わせてこれからも広告を展開していくでしょう。ただ、主従が今までとは違う。
小規模企業にとって、ネット広告は使いやすい広告でした。ただ、今までもこれからも広告費はどんどん上がっていくはず。大きな企業が積極的にネットに投資しているわけですから。大企業のネットでの存在感が大きくなると、小規模企業は相対的にさらに目立たなくなる。広告を上手に使うのか、あえて無料の宣伝手法を選ぶのか。あるいは逆を張ってネット以外の手段を活用するのか。こういう状況ですので、自分の作戦をしっかり立てないと埋没してしまいます。