WordPressの海外産テーマを使った感想
この1年ほどで、WordPressの海外産テーマを使った制作をいくつかこなしてきました。そこで感じたことを。
まず、デザインと機能のバリエーションについては、国産のテーマは全くかなわないといっていいと思います。テーマ自体が豊富な上に、テーマの中でさらに自由にデザインのひな形を選べるのが当たり前になってきました。一つぐらいは、自分のビジネスと好みに合うものを選べると思いますし、他社とデザインがかぶる心配も少ないです。また、国産のものに比べると価格が良心的。高機能なものでも、1万円以下で入手できます。もっとも、サポートやアップデート、機能追加でお金を取るビジネスモデルなのですが。
弱点はやはり文化の違いでしょうか。テーマにセットされている入力項目、表示の仕方が、日本のスタンダードとは少し違う印象です。さらに、項目の説明も英語なので、作成するときに戸惑うことが予想できます。
あとは最大のデメリットとして…高機能なテーマを利用して作成すると、その後はずっとそのテーマを使い続ける必要があります。WordPressの標準機能や有名なプラグインだけ使っていれば、後から「着せ替え」は自由にできます。高機能なテーマでは、様々なところでそのテーマ専用のデータが書き込まれてしまうので、一度決めたら使い続けるのが原則です。
長所と短所がありますので、よく調べて導入するようにしましょう。