EC業界の今後の流れを読む
ネットショップを運営しているかどうかに関わらず読んでほしい記事。ちょっと長いのですが。必読です。
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2020年、EC業界の展望と「中小事業者は何を考えるべきか」前編
読みました? まだかもしれないので、何が書いてあるか目次を引用しますね。
大手プラットフォーマーはどうなるか
- EC業界の裏にある「大きな動き」
- 背景にあるのは「携帯キャリア」「データ経済圏」
- データ経済圏とは何か
- 主戦場は「ポイントと決済」
- EC業界と経済圏戦争
- 経済圏戦争とECモールの関係
- ソフトバンク得意の「物量作戦」で楽天を猛追
- 各モールは、なぜ日用品ECを重視するのか
- 経済圏戦争の戦況
- 今後の動向予測
- 「プラットフォーマーによる直販」が増える
- 「自前出荷か、物流を委託するか」の判断に迫られる
- 一部モールで「中小店舗が掲載されなくなる」
- 公取がブイブイ言わせる
- 楽天3980円は延期される(気がする)
主に楽天とYahoo!の今後を予想した記事です。顧客の囲い込みは今までも言われてきたことですが、顧客データの収集という意味で覇権の奪い合いになる、と。また、データ取得するなら日用品などもネットで売りたい。そうすると店舗ごとの注文と配送ではなく、消費者はいろいろな商品をまとめて発送してほしいわけです。送料はどんどん高くなっていますし。すると、アマゾンのように商品の発送までをモール事業者が担当するようになります。また、モール事業者が直接商品を販売するようになるだろうと。
今すぐの話ではないし、確実な話でもありません。ただ、大きな流れを読んで、心の準備をしておくのとそうでないのでは、いざという時の動きが変わると思います。