WordPressのテーマを選ぶとき
いま進行中の案件が、海外製のテーマ(ひな形)を使ったWordPressでの制作。WordPressでサイトを作るときに参考になると思うので。
まずは有料のテーマにするか、無料のテーマにするか。有料といっても、大半は1万円前後かそれ以下です。有料のものは高機能で、とりあえずセットして記事や写真を入れていくだけで形になります。対して、無料のものは使いこなしにノウハウが必要。自分でプラグインを探して、機能を追加していく必要が出てきます。ここで短縮できる時間はバカにならないので、1万円程度なら買っちゃった方が素早く、質の高いものができると思います。
で、有料テーマを選ぶとなったら、国内産にするか海外産にするかという悩みが出てきます。傾向としては、海外産のものがデザインの品質が高く機能も豊富。国内産は、細かなデザインや用途の違いで別製品になっていますが、海外産のものは一つテーマを買うと大量のテンプレートがついてくるものが多いです。今回の制作で使っているテーマは、60ドル程度で一つ購入すると数百のひな形が自由に選べるタイプ。イメージや業種に合わせて選ぶと、完成も早い。
さらに、プラグイン(追加プログラム)もセットになっていて、わざわざ自分で探す必要がありません。海外ではページビルダー(簡単な操作で凝ったデザインのページが作れる機能)が一般的になっていて、かなり使いやすいです。
問題は。購入から導入まで全て英語。うまく入れられても操作は英語ベース。日本語を記事に入れるところは問題ないのですが。
操作については単語がわかれば大丈夫だと思いますが、ライセンス(使用権)に関する文章が英語だけなのが正直つらい。セットでついてくるプラグインが、追加でお金を払わないとアップデートできなかったり。
結論としては、英語に抵抗がなければ海外産有料テーマを選んだ方がイメージ通りのものを素早く作れます。しかも安い。自信がない場合は国産の有料テーマを選んで、いざという時に日本語でのサポートを受けられるようにする。無料のものは割り切って使うなら良いですが、ほぼカスタマイズ必須。かなり勉強する必要がある。
WordPressで自作するとき、自分にあったパターンはどれなのか検討してみてください。