IWATE HTML5 COMMUNITY #2 参加しました
きのう8月28日、滝沢市IPU第2イノベーションセンターで開かれた「IWATE HTML5 COMMUNITY #2 inTAKIZAWA」に参加しました。だいたい60名ぐらいの参加と、この種のイベントとしては大盛況ではないでしょうか。
いまのHTML5なんて心底どうでもいいというお話
HTML5-WEST.jp代表の村岡正和さん。タイトルは釣りだそうです。HTML5周辺技術の紹介にはじまって、「Web of Things」のお話しがメイン。TVや車載デバイスがJavaScriptで制御されるようになってきた、という話はおもしろかったですが、自分が手を出すかというと微妙。どうしてもやりたいことがあったら、何とかして実現するだろうし、手軽な技術でできるようになったと言われても、正直ピンとこない。この辺は人によるかな?という感じ。
とびだすHTML5 身近になるWebアプリ戦略
html5jエンタープライズ部の原田光一さん。「Internet of Things」の話からHEMS(Home Energy Management System)エミュレータを使って、JavaScriptで家庭の照明や電動カーテンを制御するデモ。さらにフルスタックJSフレームワークの「Wakanda」を使ったライブコーディングなど。ドラッグ&ドロップでリアクティブなプログラミングが可能なのがWakandaの売りのようでした。
地域×ITで何が起こっているのか 〜ITコミュニティについての試論
Fandroid EAST JAPAN理事長の原亮さん。ここ5年ほどの東北のIT系コミュニティの流れについて紹介。5年だとIWDDが外れてしまうのが何とも。それはともかく、各地で活発にITコミュニティが活動している様子。特に「会津がヤバイ」とか。最後に話された「課題先進地としての東北」という話には共感しました。
さらに30日に盛岡で開催される「HTML5とか勉強会 in IWATE」の告知や、クラウドソーシングの「Job Hub」の案内などもありました。閉会後の交流会では、わりと見知った人とばかり話していたのですが、なかなか面白い話が聞けましたし、第2イノベの貸しブースを見せてもらったりしました(これがなかなか)。
全体の感想としては、HTML5というと開発よりの話になっちゃうのかなあと思いました。デザイナーとかディレクターからすると、すぐに役立てられるというより将来を見据えて一応おさえておくという感じかと。いま使える技術とはいえ、やはり先端的なものだと思います。野望というか野心というかベンチャースピリットを持った人におすすめの話でした。個人的には、もうちょい地に足のついた実務よりの話も聞いてみたい感じ。