数字でみる情報発信の意義

きょう紹介する記事は、あなたのビジネスがBtoB(業者間取引)の場合はぜひ読んでください。

有益な記事を発信することによって、見込み客を集めるのがコンテンツマーケティング。その効果は実際どんなものなのか? 興味深いレポートが公開されています。

B2Bサイトにおけるコンテンツマーケティングのあるべき姿についての提言

記事は読みましたか? 私がポイントだと思うのはここ。

  1. 読み物型ではコンテンツ本数が166本以下、情報ノウハウ型では59本以下の時、本数と成果の相関がやや小さく成果が不安定である
  2. 情報ノウハウ提供型は読み物型に比べ、コンテンツ本数に対する成果(CV数)が13倍である
  3. 情報ノウハウ提供型における訪問数は、読み物型の4.58倍CVへ貢献する

CVとはコンバージョン。登録や問い合わせなど、こちらが期待する反応です。以前から「ブログは100記事から」と言われてきましたが、実際に近い数字が出ているのではないかと。記事数が少ないうちは、成果が出にくいことが多いということが明らかですね。ブログの更新が滞ってしまう最大の理由が、期待した反応が得られないことです。しかし、途中で止めてしまうのがいちばんもったいないこと。

もう一点。ノウハウ提供型が強いということもわかります。自社の商品について、見込み客が求めている情報は何か? ノウハウを提供する形での情報発信はできないか? 記事のテーマを考えるとき、ノウハウ提供型の記事にできるよう作戦を考える必要があります。

何度も書いている通り、蓄積が効果を発揮するのなら一刻も早く始める必要があります。