漢字の使いすぎに注意

ワープロ出始めのころに、よく言われていたこと。かんたんに候補が出てくるので、難しい漢字を使いたがる、と。

Windowsやスマホでは、予測変換で候補が出てきます。私はMacを使っているので、入力と同時に自動で漢字変換。今の日本語入力はとても賢くなったので、うまいこと漢字を出してくれますが。パソコン任せにしていると、漢字が多くなりがちです。文章の見ためが黒くなるというか。

そうすると、読む前から抵抗を感じる人が多くなります。私の場合、意図的に「漢字にしない」ことで、文章のやわらかさを調整することが多いです。

よく直すのは「是非」。字づら的にも意味的にも堅いです。「ぜひ」とひらがなにすると、だいぶ印象が変わるはず。漢字が連続して見ためが詰まっているなと思ったら。意味が伝わりにくくならない程度に、ひらがなにしてみましょう。ネットのお客さま向けの文章で、かんたんに使えるテクニックです。