テンプレートとかフレームワークとか
ウェブ制作の主流は、かつてのオーダーメイドから既製品の活用に変わってきたと思います。例えば昔はちっちゃいアイコンでも、一つ一つデザインして作っていましたが、今は既存のものを利用するのが一般的。WordPressをお使いの方なら、「テーマ」と呼ばれるひな形が星の数ほど出回っているのをご存知だと思います。
理由はいくつかあって、まずは効率化とコストダウン。無料あるいは低料金のものを使ってスピード重視で作る。あとは無料で配布されているものが、高品質になってきたことも理由。WordPressで言えば、開発費が数百万円はかかってそうなテーマが無料で配布されています。小さな制作業者がたちうちできるレベルではなくなってきたんですね。ましてや一般の方ならなおさら。
今日はあるお客様のサイトのトップページを作っていましたが、フレームワークと呼ばれる短時間で作成できるツールを使って半日程度で仕上げました。完全オーダーメイドと違って、ツールに合わせる割り切りは必要。しかし、得られるものは大きいです。
既製品を使うと、よそと似通ってしまうという問題がありますが。そこは中身で勝負。コンテンツが独自なら、多少見た目が似通っていてもオリジナリティは発揮できます。半端にお金を出してオーダーメイドで作るより、既存のものを有効に使うのも賢い選択かと。