SNSのマーケット、メディア、メッセージ
先日、もうすぐ開店する飲食店のオーナーシェフさんとお話する機会がありまして。ホームページもさることながら、SNSの活用について質問がありました。「ツイッターとフェイスブックとインスタグラムはやったほうがいいですか?」
こういうときは、マーケット、メディア、メッセージの三つの「M」で判断しましょう。SNSによってユーザー層、つまりマーケットの質が違います。どんな使われ方をしているか、というメディアの質。どんなメッセージが好まれるかという投稿の質。SNSによってちょっとずつ違うわけです。
ツイッターはお店のターゲットではない若いユーザーが多いし、ひんぱんにツイートできそうにない。つまりマーケットとメディアが不適。インスタは写真が大変で、お酒を出す店なのでできれば年齢層の高い男性に来てほしいから、メッセージとマーケットが不適当になりそう。ということでフェイスブックをがんばりましょうという話になりました。
マーケティングの三つのMという考え方は、さまざまな場面で使えてわかりやすいです。マーケットとメディアとメッセージの三要素が揃っているか。一つでも適当でない場合は、失敗する可能性が高くなります。いま取り組んでいること、三つの要素に分解して見直してみることをおすすめします。