https(SSL)対応のこと

ホームページの活用に関するアンケート、回答編第3弾。https(SSL・暗号化通信)にはいつ対応する? 今日の質問はこちら。

Google Chromeを使用していますが、昨年の年末頃から、http:// のURLが「保護されていない通信」と表示されて開かなくなることがあります。https://なら開くのですが、自分のHPさえ開けなくなります。しかし、翌日になると開けたり、突然、開かなくなったりし、どのタイミングでそうなるのか定かではありません。自分のHPを、https に変えた方が良いのでしょうか?

httpsで始まるアドレスは、ネット上を流れるデータを暗号化して通信します。かつては個人情報やカード番号など、機密性の高い情報を扱うページに使われていました。現在では、全てのページを暗号化するべし、という流れになっています。

Chromeでは、入力フォームから送信できるページが対応していないと警告が出ます。また、暗号化通信で利用される証明書に不明な点がある場合はアクセスを遮断します。

ではhttpsの対応ですが、自分の利用しているサーバが対応しているか調べてみましょう。昔は年額で数万円以上でしたが、今は、無料で導入できるサーバ会社が増えていますので。残念ながら料金が高い場合は、ちょっと様子見でいいと思います。あるいは、これを機会に安価なサーバ会社に乗り換えるという手もあります。特にWordPressの場合は、新しいサーバに切り替えると速度もアップしますよ。

サーバを引っ越す場合は、メールの引き継ぎなど気をつけることがたくさんあるので、専門家に任せた方が得策です。ランサーズなどで、サーバ移転作業を請け負ってくれるフリーランサーを探すのも一つの方法。

世の中の流れとしては全ページhttps対応なので、いつかは移行しなければなりません。料金の問題、サーバ移転が必要かどうかによって、移行タイミングを見極めてください。