オートメーション化の分かれ目は

マーケティング・オートメーション(MA)の話題をよく見かけるようになりました。

先日、とある企業から営業メールが届きまして。新規顧客を自動で開拓するサービスとのことです。大量のリストを持っていて、ターゲットとなるところをピックアップしたら自動でメール。低単価でアポが取れるのが売りのようです。ある程度規模が大きい企業なら、こういったサービスを利用すると効率が上がるのかもしれません。

反面、スモールビジネスの場合は自動化は敵じゃないかと思ってます。時間も予算も限られていますから、ターゲットのリストも絞った方が効率が良くなります。要するに可能性の高い順番に上からアプローチするということ。既存顧客の場合でも、上位顧客〇〇人からスタートする。顧客数が万単位なら、手作業なんて非現実的ですが。数百人レベルなら、顔と名前を思い浮かべてリストを絞り込めるわけで。

便利なツールは出てきていますが、「ビジネスの規模」によって適切な手法は違うと思うのです。小さな会社は手作業でできるところから。手が回らなくなったら効率化、という順番で。