講演会「モテる会社」の作り方 参加しました
7月23日、盛岡市産業支援センターで開催された講演会『「モテる会社」の作り方 〜物を売るな、物語を売れ〜』に行ってきました。講師はコピーライター&コミュニケーションディレクター、湘南ストーリーブランディング研究所代表の川上徹也さん。
市場が成熟して、商品やサービスそのものでは差別化が難しくなった時代に、「物語」の持つ力を利用してブランディングしていく、という主旨のお話。ストーリーブランディングの3本の矢「志」「独自化のポイント」「魅力的なエピソード」からキャッチコピーを考えるワークも行われました。
物語といっても「フィクションでない」ストーリーを商品から見つけ出さなければならないというところには共感させられました。過剰な演出が施された広告手法を目にすることも多いのですが、そこは一線を引いています。
もう一つ印象に残ったのが、「空気コピー」という表現。常套句の組み合わせでできあがった中味のないコピーのことです。素人がコピーを考えると、表面をとりつくろおうとして「空気コピー」を作りがちです。自分は「きれいすぎる」とか「中味がない」とか言ってたのですが、これから積極的に空気コピーという言葉を使っていこうかな、と。
参加費1,000円で、おみやげになんと川上さんの著書「物を売るバカ」を貰いました。講演もよかったですし、なんとコストパフォーマンスのよいことか。「物を売るバカ」の感想は後日。