顧客のリストを活用する

ダイレクトメールを実施する時、最も大事なのがリストです。誰に対して送るのか、ということ。一般的に、不特定の対象(コールドリスト)に送った場合、反応率は著しく低くなります。既存の顧客、特に上位顧客の場合(ホットリスト)は反応率も数10パーセントから場合によっては50パーセント以上にも。

あるお客様が実施したDMは、「呼び戻しDM」でした。前は優良顧客だったのに、最近足が遠のいている人を呼び戻すために実施。結果としては約20パーセントの人が来店。発送数が少ないので、費用は5,000円以下。売り上げは費用の10倍以上でした。送る対象のリストはまだあるので、定期的に繰り返していけば確実に売り上げをプラスできる。かつての優良顧客なので、またリピートしてくれる可能性も高いですしね。

顧客リストは大事な資産です。ただ、寝かせておいても意味はない。使って初めて価値が生まれます。今までのお客様のリストをみて、何ができるか考えてみましょう。

*お客様の住所等を取るときは、必ずこちらから情報を送る許可を取っておきましょう。