強みを生かしてターゲットを明確にする

高齢化社会でシニアビジネスがチャンスとよく言われます。反面、ネットとシニアは相性が良くないとも。そんな中で、「全世代平均のサービス認知率はおよそ30%程度だが、60歳以上になると70~80%」というサイトがあります。それがこちら。
旅行情報・予約サイトが多数ある中、「温泉」に特化してシニア世代の支持を受けているサービス。社員全員が温泉ソムリエの資格を取得するというプロジェクトが進行中だそう。もともと新聞広告やカタログでの旅行商品通販から始まったようです。近年はネットも強化して今に至る、と。
自社の強みを研ぎ澄ませて、ターゲットも明確にしていることが成長の理由ではないかと思います。よく言われるし誰でも知ってるけど、実行するのがなかなか難しいことです。また、オフラインの通販から始まっただけあって、ネットの外側にも強いこと。そういう会社が「デジタルとリアルの融合」を目指すと強いです。
今どきの企業の戦略として、お手本のような会社だなあ、と。スモールビジネスでも取り入れられることはあるはず。