平成30年版情報通信白書

平成30年の情報通信白書が公開されています。AI、IOT、X-Tech、FinTechといったあたりが話題の中心。私たちに直接関係してくるのは、第1部 第4章『ICTによるインクルージョン促進』です。

特に第2節『ICTによる「つながり」の現状』第3節『多様な人々の社会参加を促すICTによるコミュニケーション』は、ネットやSNSの利用状況が詳細に解説されているので、ぜひ読んでください。

デメリットも取り上げられていますが、ソーシャルメディアのメリットとして「ソーシャルメディアを通じて自分と異なる他者とのつながりを得ることの重要性は今後ますます高まっていくと考えられる」ということが挙げられています。

例えば地域のコミュニティと対立する存在ではなく、むしろ補強、広げる存在であったりとか。オンラインとオフラインがコミュニティを相互補完する関係であるということが書かれていました。お役所の出す文書にしては、なかなか先進的な考え方だなあ、と思います。

もう、オンラインとオフラインを対立で考えるのは古い考えといってもよさそう。