ウェブの入り口はネットとは限らない

ここ最近、ダイレクトメールとネットを絡めた案件がいくつか進行中です。

アクセスを集める手段として、ネット広告が最初に思いつきます。キーワード連動型は、クリック単価がどんどん上がって運用が難しくなっています。Facebook広告も、数年前より効果が低下している印象。コンテンツを増やして、検索やSNS経由のアクセスを増やす方法は即効性がありません。

そこで、郵送のDMです。開封率が高く、即効性もある。ウェブとの組み合わせも効果的。ただし、BtoCでは原則として過去に取引があって、送付の許可が取れている人が対象になります。

ということは、リピート化や既存客の呼び戻しに向いている手段です。そもそも新規客の拡大にDMを使うとコストが膨大です。1通あたりのコストがDMの弱点ですが、送り先を精選して総数を減らす。過去に購入履歴のある人を対象にしたリストでは、一般的に反応率も上がります。

B2Bの場合は、企業向けDMは許可が必要ないので、新規開拓にも使えます。送付リストの精選でコストを下げ、反応率を上げるのはB2Bと同じですね。B2Cはリストを持っている、B2Bではリストを作ることができるという場合は、ぜひ検討してみてください。