今の時代の検索結果表示

ひと昔前は、アクセスを集めるためにはSEO最優先でした。今はそういうわけにはいかなくなっているという話。まずはこちらの記事を。

グーグルがオーガニック検索トラフィックを減らしている!? いまSEO担当者は何ができるのか?

グーグルの検索結果表示画面は、検索キーワードに関する情報が 掲載されているページの一覧を表示するもの、でした。以前は。今は、ズバッと回答を出せるものはグーグル自身が答えそのものを表示するパターンが増えています。例えば、「現在のドル円相場は」と検索してみると、最上部に表示されるのはグーグルが提供している情報のボックスです。ウェブページへのリンクはその下から。

そもそも、広告が出稿されているキーワードであれば、以前から検索結果上部は広告が優先表示されていました。場所に関する検索結果であれば、Googleマップの情報が上部に来ることもありますね。店舗名や企業名での検索なら、Googleマイビジネスの情報も優先表示されます。

検索ユーザーの知りたいことに最適な答えを返すのが、 グーグルの目標です。あなたのホームページにアクセスしてもらうためではない。音声操作が普及しているせいか、質問形式での検索が増えているのも理由の一つかと。

こんな状況なので、SEO以外のアクセス獲得手段が重要になっているわけです。 経路が多様化しているので、やることは増えてしまいました。コレをやっておけば大丈夫、という正解もありません。楽にアクセスを集めよう、という幻想は捨てましょう。