大衆は常に間違う
昨日紹介した、通販をやめて売り上げと利益がアップした話。「逆張り」の一種だと思います。そこで思い出した言葉。アール・ナイチンゲールという作家が「大衆は常に間違う」という言葉を残しています。
約70%の企業が3年以内に倒産します。10年だと90%以上。ビジネスにおいては失敗するのが多数派です。他と同じことをして安心したところで、成功につながるとは限りません。その意味で「大衆は常に間違う」という言葉には、それなりに説得力がありそうに思えます。
かと思えば「バンドワゴン効果」というものもありまして。日本語でいう「勝ち馬に乗る」に近い現象ですね。どっちが正解かは、やってみないとわかりません。逆張りオンリーでもヘンなことになりそうですし、勝ち馬に乗ろうとしてタイミングを逃したり、埋没したりすることも。
自分がやろうとしていることを、多面的に見るために、心の何処かに置いておくぐらいがちょうど良いのでは。