入れ替え可能なコピー

2017.10.20

あるサイトの診断というか、調査をしていて気がついたこと。そのサイトで扱っている商品は、他社の同種製品とは全く違った長所を持っていて、製品自体で差別化ができていました。ところが、使われているコピーや見出しが同業他社と似たり寄ったりというか。

キャッチコピーの簡単なチェック方法として、他の会社や製品、サービスを当てはめてみる方法があります。他のものを当てはめても成り立ったら、それは独自性を訴えられていないということ。商品自体に独自の特徴がないとき、当たり障りのない、入れ替え可能なコピーがよく使われているのが現状です。

そういうコピーを見慣れてしまって、コピーとはこういうものだ、というイメージがついてしまうのかもしれません。せっかく自分の土俵で勝負できるのに、競合がひしめくところに自分からすすんで突入することはないのです。