企業はネットで情報を探す
企業がシステムやサービスを導入するとき、どうやって情報収集をしているのか。株式会社ジャストシステムが776名にアンケート調査を行なった結果が公表されています。
導入検討時、Web上の情報収集は、半数が「スマートフォン」を活用 | マーケティングリサーチキャンプ|市場の旬を調査で切る!
要点を引用すると、こんな結果が。
- 製品やサービス導入検討時、7割以上が「Webで情報収集することが多い」
- スマートフォン未対応の入力フォームだと、3人に1人が離脱
- Webサイトの「背景動画」で、約半数が「よい印象を持つ」
- 新しいシステムやサービスの導入時、4割以上が「Webなどで念入りに比較し、絞り込む」
- 7割以上が「Webで情報収集する」のは予想通りです。2位の「社内の部署や同僚に相談する」が56.8%なので、Webでの調査が第一ということですね。
意外だったのが、仕事の情報収集にスマートフォンを使っている人が48.5%もいること。BtoB向けのサイトでもスマホ対応必須の時代に突入したと言えそうです。
背景動画は最近の流行りですね。BtoBサイトでも印象は大事なので、検討の余地ありでしょうか。スマホの件と考え合わせると、読み込みが重くならないよう工夫は必要。
Web上で念入りに比較する人が半数近くいるということは、「資料請求」してもらってから検討してもらおうという作戦はちょっと厳しいかもしれません。比較の材料となる情報がWebで公開されていなければ、選択肢に入らない可能性が高くなるということです。
この調査はBtoB向けですが、BtoCのサイトを運用している人も、参考になるところがあるのでは。