ウェブデザイン業界のマインドシフト

2017.07.18

今週の私は制作仕事がみっちり入っているので、ウェブデザイナーモードです。あ、紙モノのデザインもあった。今月はなぜか年度末なみに忙しいぞ…。

ウェブ業界では有名な「CSS Nite」という老舗の勉強会というかセミナーがありまして。CSSというのはホームページの装飾やレイアウトのための規格です。名前からわかるように、ウェブデザインの技術的な側面にスポットを当てたセミナーなんですね。岩手のおとなり青森県で、9月に開催されるということで案内を見ていたところ。

クライアントのビジネスに寄り添い、いかに成果を出せるかが、プロとして必要とされるかどうかの分かれ道

って書いてまして。ウェブデザインの技術系セミナーからずいぶん変わったなあ、と。それから「Web Designing」というウェブデザインの専門誌。今月号の特集は「Facebookビジネス勝用便利帳」だそうで。もはやどちらもウェブデザインの話じゃない(笑)。

こうして、お客様のビジネス課題の解決に意識がシフトしていることは、すごくいいことだとは思います。裏を返せば、今までのウェブデザイン業界が、お客様のビジネスに向き合ってこなかったというでもあります。

業界がようやくマトモになりはじめたところだと思います。これからは、「見た目はちょっとカッコいいけど、さっぱり利益につながらないサイト」は淘汰されていくんでしょう。