競合調査はお客目線で

きのうは、諸事情があって地元のホームページ制作業者のサイトを調査していました。競合調査というよりも、私が引き受けられないときに紹介できそうな、信頼できる制作会社はないかということで。いいところが見つからない…これは困ったぞ。

いちばん困るのは料金の目安がわからないこと。規模や難易度で料金が変動するため、案件によって見積もらないと料金が出せない事情はわかるんです。とはいえ、数十万円クラスなのか50万円前後クラスなのか、100万円オーバーなのかもわからない。これだけで、候補のリストからランキングががーっと下がります。「お気軽にお問い合わせください」って書いてあったからって、躊躇しますよね?

あとはスタッフの顔や制作ポリシーが見えなくて不安とか、制作実績やお客様の声がないとか。専門用語が多くてわかりづらいとか。デザインを凝りすぎて見づらいとか。ブログが数年前で止まってるとか。…ダメなホームページの典型例が山ほど出てきて、頭を抱えたわけです。まあ、自戒を込めて、ですが。

自分が発注する、あるいは購入する、という目線でホームページを見ていくと、発見がありますね。ネットで競合調査をするとき、同業者として差別化ポイントなどに目が向くと思いますけれども。お客様の視点でみて、安心して購入・発注できるか。競合と自社サイトを見直すときに意識してみてください。

うちのホームページも、基本は2年ぐらい前に作ったものなので、そろそろ変えないと。