KPIとROI
きのうのとあるお客様との打ち合わせ。「KPI」と「ROI」というコトバが頻繁に出てきて、おお! と思ったわけです。
まずはKPI。Key Performance Indicatorの頭文字を取ったもので、日本語では「重要業績評価指標」と呼ばれます。ビジネスの最終目標(KGI)を達成するために、途中の過程で達成すべき指標です。これをこのぐらいの数値でクリアできれば、目標を達成できるよね、という感じ。
ホームページの場合は、アクセス数だったり、成約数だったり、コンバージョン率がKPIとして設定されることが多いです。SNSのフォロワー数や「いいね!」の数がKPIになることも。KPIを設定すると、目標達成までのプロセスを分解して考えることになるので、おすすめ…というか必須ですね。
ROIはReturn On Investmentの頭文字。「投資利益率」と訳されることが多いです。使ったお金に対して利益がどれくらいでているか? です。ホームページ関係では広告費関連で出てくることが多い指標です。(売上げ額ー投資額)÷投資額の計算式で出てきます。ビジネスは利益を出すことが目的なので、売上がいくら大きくても赤字じゃ困ります。この数値が大きいほど効率良くビジネスができていることになります。
だいじなことは、用語や計算式を覚えることではありません。考え方です。ウェブマーケティング関連では3文字とか4文字アルファベットの略語が多くて混乱しますけれども(笑)。こういった指標を使って、自分のビジネスをチェックしてみるのも大事です。