嫌われる広告

先日、ちょっと話題になったこの記事。

オーケー、認めよう。広告はもはや「嫌われもの」なのだ – LINE 田端信太郎 | AdverTimes(アドタイ)

この記事の主旨は、

これからの広告は、欲望を喚起させるのでなく、欲望を充足させるものになるべきだ。そして欲望は、広告が一方的に作り出すのでなく、消費者が主体的に感じるべきものだ

というもので、全く間違っていないと思うのですが。この記事自体が「今ごろ何言ってんの」みたいに、ネットユーザーからはさんざんな評価を受けているという。「宣伝会議」という、広告宣伝のプロのためのメディアが、すでにユーザーの意識を掴めていないというのは象徴的だなあと思います。

欲しくもないものを強引に売りつけられることは、広告にかぎらず昔から嫌われてきました。欲しかったものを適切なタイミングで提案されたら、嫌じゃないですよね。むしろ嬉しいはずです。

今は、広告メディアを自分で運用する時代です。この原則を頭に入れておきましょう。嫌われる広告と好かれる広告があるだけです。